令和7年11月25日、私たちが1年間に渡りサポートしてきた子の小学校へ指伝話のサポートに伺いました。
学校ではすでにiPhone版のYMプレーヤーを使ってくださっていましたが、
「もっと使いやすくしたい」「学校の授業でも活かしたい」という声があり、
今回はその“ブラッシュアップ”のお手伝いです。
📌 当日の様子
現在の使い方や困っていることを聞くことからスタート。
先生からは、
- 他のアプリを触ってしまって音が鳴る
- 情報が多すぎて、どこを押したらいいのか迷ってしまう
- “必要なカードがすぐ使える状態”にしたい
など、日々の中で感じているリアルな課題をたくさん話してくださいました。
「できれば、ロックを解除したら“指伝話しか使えない画面”になるといいのに…」
という声にその方が使いやすいと全員が一致。
🎨 絵カードづくりを一緒に実践!
そのあと、実際にiPadで Keynote を使って絵カードを作ってみることに。
給食の時間をイメージして
「もっと食べたいです」と「おなかいっぱいです」
の2枚を作成しました。
Keynoteの“複製”のボタンやアイコンは、普段触らない先生も多く、
「これどこ押すんだっけ…?」
「ふりがなってこうやって入れるんですね!」
と、あちこちから感想が飛び交い、
とても和やかな学びの時間になりました。
操作が難しいところはゆっくり進め、
「全部覚えなくて大丈夫です。今日は“必ず使う2つのアプリだけ”覚えられればOKです」
とお伝えすると、先生も安心した表情で頷いていました。
🧩 指伝話メモリーでカスタマイズに挑戦
つづいて、指伝話メモリーを開いて
実際に学校で使っているセットを編集。
- 絵カードを差し替える
- テキストを入れる
- 画像を追加する
- 別のセットへ移動する
- “戻る”動作の仕組みを確認
など、必要な操作をひとつずつ一緒に確認しました。
「ここを押したらこうなるのか!」
「さっき作った画像、すぐ入れられました!」
と、できることが増えるたびに先生方の表情が明るくなるのが印象的でした。
完成したセットはAirdropでiPhoneへ送りるとOK!
🌱 先生方からのすてきな言葉
- 「授業ですぐ使えるイメージが湧きました」
- 「本人が使いやすいように、もっと学んでいきたい」
- 「Alexaみたいに、ICTが当たり前に生活を便利にする未来を目指したい」
そして何より、
本人が日々努力して身につけてきた力、
それを支えてきたご家族の熱意、
学校の先生方の柔軟さと協力体制、
その全部が“よいコミュニケーション環境”をつくっている、
ということを改めて感じました。
🔭 今後の方向性
- 先生が実際に作成した絵カードの共有
- 授業・生活場面に合わせて必要語彙を増やしていく
- 困りごとは随時共有し、改善方法を一緒に考えていく
- 学校・ご家庭・通所支援(2か所)・とかちCASTがひとつのチームとなり、本人にとって“日常的に使えるコミュニケーション環境”を一緒に整ていく。
将来的には、
「文字入力(ローマ字入力/キーボード使用) → LINE送信」などのステップアップも視野に入れながら、
本人が“自分の言葉を自分で伝えられる”場を広げていけるよう支援していきます。
